ここではコースに参加した皆さんが実際に現場で活躍された事例を紹介しています。
よしか・夢・花 マラソン救命事例報告№2
▼開く
4月30日。今年で6年目になります「救護班」の出動です。
六日市病院の職員とNPO法人六日市ECC協会の会員、総勢22名がコースの6か所の救護所にわかれ、ランナーの救急事態に備えました。
今年は、いい天候となり、ランナーの体調が朝のミーティングの時から心配でした。
案の定、CPA(心肺停止)が10キロ付近で発生しました。しかし適切な胸骨圧迫とAEDの使用そして救急搬送により助けることが出来ました。念のためドクヘリで三次救急指定病院に転送することになりました。(救命の連鎖が上手く働きました)
昨年「ハートセイバーCPRAEDコース」を受講した六日市中学校教員と六日市学園教師が今回の心肺蘇生に関わりあい、大切な命を助けることができました。
我々が救護班として参加してから6年間で3度目のCPAでしたが、全て助けることが出来ています。
この結果は、NPO法人六日市ECC協会や六日市病院の心肺蘇生教育の成果です。
今年で6年目になる町内中学生(教員も含む)に対してのハートセイバーCPRAEDコースの受講も継続していく必要がありますし、重要性が増してきました。
このマラソン大会だけではなく、心肺停止になった方に対して即座に躊躇せずに心肺蘇生ができるような素晴らしい町づくりを目指して今後も活動していきます。